"そして一言で解雇規制の緩和、雇用の流動化とマクロにいっても、ミクロで見ればどういうことが起こるのかというと、お父さんがいい会社に務めていてそこそこいい分譲マンションに住んでいる家庭があったとして、お父さんが急に失業したりするわけである。そうすると会社の給料を当てにしていた住宅ローンが払えなくなるので、急にボロいマンションに引っ越すことにもなるし、私立の高校に通っていた子供が、公立に転校したりすることになるだろう。当然だが、こうしたお父さんのうちの何人かは自殺するかもしれない。中高年男性の自殺は何らめずらしいことではない。しかし、それはもともとそういう地位にあったのがおかしいことであり、市場原理により正しいポジションに戻っただけであるともいえる。そしてリストラで企業業績は回復し、その空いたポジションを埋めるために、若年層に複数の雇用が生まれる。ミクロに見ればいくつかの悲劇は発生するであろうが、そういった社会のダイナミクスは必要であり、筆者は経済全体で見れば悪いことではないと思っている。"
"筆者が常々指摘していることだが、財政政策や金融政策など裁量的なマクロ安定化政策そのものに、新たな付加価値を生み出す力はない。マクロ安定化政策が企図するところは経済変動の平準化であり、消費水準のボラティリティを抑えることで家計部門の効用を高めることである。消費水準そのものを高めることが企図されているわけではない。マクロ安定化政策だけで潜在成長率を引き上げ、消費水準を恒常的に高めることは不可能である。もしも、そうした政策だけで潜在成長率を高めることが可能だとすれば、古今東西、あらゆる国がすでに豊かになっていたはずである。"
"「自民党の古い体質の象徴だ」「実力が備わっていればいいのでは」。各陣営や有権者の受け止め方は様々だ。 山崎氏は「世襲は古い政治の姿そのものだ。国民不在と言わざるを得ない」と批判する。一方、大西氏の陣営は「世襲の是非は有権者が判断すること。正々堂々と戦うのみだ」とする。 桜井市の主婦(77)は「地元のことをよく理解し、身近でずっと政治家の姿を見てきた人。当選すれば、しっかりと引き継いで仕事をしてくれるはずだ」。橿原市の主婦(36)は「主義主張を見極めて、人物本位で選びたい」と言う。"
"銀座の目抜き通りにユニクロができていたり、新宿で昼ご飯が800円でしっかり食べられたり、デフレ社会だなぁとは思うんですけど、でも、この日本社会の「行き届き」具合は、尋常じゃないすばらしさだと思っていたもので。 GPI135位の国と比べるまでもなく、先進国と呼ばれる国と比べても、普通の国民が平和に、安全に、消費者として王様のような暮らしができるのは、日本ぐらいですよ。 たしかに、人口減社会、成熟した社会に到達して、今後目指す方向性を見失っていて、おっしゃるように自殺は多いし、希望が見えないような気はする。むしろ、GPI低位の国の方が、低位な分目指す方向性がはっきりしているし、国民の多くにちまちまと余計なことを悩んでる暇がないので、希望がより輝いて見えるようには思う。「貧しいけれども、子どもたちの目は輝いていました。」型の希望はあると思う。 しかし、その彼らの希望するものをすでに十分達成して、その次を模索しているのが日本社会だと思うのです。そして、そのことを世界に誇っていい。 日本はすばらしい、とか言ってると、国粋かユーフォリアでボケてるのか、という目で見られそうですけど、マスコミはある意味「問題」を報じるのが仕事なわけで、それがすべてではない、むしろマスコミの報じないところに日本のすばらしさがあるわけで、あのエントリに、「やっぱり、そうだよな」と、安心いたしました。 まぁ確かにマスコミはそういう仕事ではあるけれど、でも、マジでマスコミの人は少し考えなおしたほうがいいと思う。ネガ・キャンペーンをやりすぎて、日本人、心底自信を失っている。本気で悲観的になっている。ネガからポジは生まれない。こんなにポジ要素満載の国なのに、ネガにばっかり注目して叩いている。もう飽きた。そういうの。"
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作文のつまずきの分析 (岡本1990)
中二病のことを言っているようですごくおもしろいのでのっけてみる。「学ぶこと・教えること」って本。現代教育論って講義の教科書だったはず。
前のやつは汚かったので改めてPOST
小学校
- 指導(文字を教える・鑑賞)
- 表現意欲アップ・【ありのまま作文】
- つまづき1・表現意欲ダウン:恥ずかしさの自覚
- (そのまま行くと)文章表現に嫌悪感を持った大人になる→GAME OVER
- 指導(表現形式の多様化)
- 表現意欲アップ・【類型的作文】
- つまずき2・表現意欲ダウン:何を書いていいかわからないと言い始める
- (そのまま行くと)文章表現を形式だけのものと考える大人になる→GAME OVER
中学校
- 指導(関心のある題材を与える)
- 表現意欲アップ・【主客混在の文章】
- つまずき3・表現意欲ダウン:ひとり言のような文章を書き始める
- (そのまま行くと)他人も自分と同じ好き嫌いの傾向を持っていると信じる大人になる→GAME OVER
高校
- 指導(事実と意見の区別表現)
- 表現意欲アップ・【事実羅列型文章】
- つまずき4・表現意欲ダウン:書き方がわからないと言い始める
- (そのまま行くと)報告は「客観的」表現だと信じる大人になる→GAME OVER
- 指導(文章構成の型を教える)
- 表現意欲アップ・【難語句多用型文章】
大学・社会人
- つまずき5・表現意欲ダウン:自分の書く文章は無価値だと言い始める
- (そのまま行くと)難解な文章が高級だと信じる大人になる→GAME OVER
- 指導(体験の価値を教える)
- 表現意欲アップ・【平明達意の文章】
"結局のところ、この国の方向性を決めているのは、国民でも政治家でもなく、霞ヶ関のエリートたちと彼らと強く結びついた産業界の一部だということが良く分かる。代表的なのが、鉄鋼業・セメント・非鉄金属・造船・化学工業などの重厚長大産業、土木建築業、そして電力会社を含むエネルギー産業だ。 バブルの崩壊までの高度成長期はそれでも良かった。エネルギーを大量に消費する重厚長大産業、インフラを作る土木建築業、そしてそこに必要なエネルギーを提供するエネルギー産業が、日本のGNPを押上げ、雇用を確保してきたからだ。 しかし、今やそんな「エネルギー大量消費」型のビジネスは中国やインドにシフトしており、日本という国はこれまでとは違う新しい戦い方を見つけなければならない転機に来ているのだ。 ドイツにできた脱原発・エネルギー大量消費に頼らない経済発展は、日本にもできてしかるべきである。問題は、急激な変化を望まない企業と、彼らと強く結びついた霞ヶ関が痛みを伴う改革を嫌い、問題を先送りし続けている点にある。急激な変化は、主役の交代を意味する。変化の隙をついてソフトバンクやライブドアのような新参者が次の時代の主役になってしまうことは、なんとしてでも阻止ししたいのだ。 つまり、高度成長期の成功により日本という社会の中核を担う様になった重厚長大な大企業が、短期的な保身のために抵抗勢力となって日本の発展を阻んでいるという皮肉な結果になっているのだ。典型的な「逃げ切りメンタリティ」である。"
"コメント: 世界銀行が中国の高度成長は、固定資本形成(官民の建設や設備投資)への依存が高過ぎて、長期的に持続不可能である点を強調したレポートを出したのは、私がワシントンDCにいた2004年だったと思う。 当時、WDCのシンクタンクの中国経済をテーマにしたシンポジウムでも、フロアーから「中国の建設ブームはいつバブル崩壊するのか?」という率直過ぎる(?)質問を中国政府のスピーカーにぶつける人もいた。もちろん、中国のスピーカーは「全然バブルじゃない。必要な建設が行なわれているだけだ」と対応していた。 今年の中国経済はいよいよ大きな変調をきたし始めたと思う。あらゆるバブルは時間をかけて成長し、ゆっくりと腐り始め、そして急激に崩壊する。柯氏は過去10年が失われた10年になると言っているが、逆だろう。これから待ち受けていることが「失われた10年」ではなかろうか。 多党制の民主主義政体ならば、経済成長が失速、頓挫しても、政権が交代するだけで、社会的な暴動や内乱、分裂になることは普通ないが(せいぜいゼネストがせきのやまか)、旧ソ連邦の例を始め独裁的な政体(個人独裁か一党独裁化か違いは多少ありますが)の下では、経済的な失速、頓挫が暴力的な政変にもなりかねない・・・というのが大きなリスク。 そのリスクを最も恐れているのが中国共産党の幹部達でしょうね。 彼らが私財を海外に移転するのもよくわかる。"
日本から大学が消える日(続編)byアゴラ山口巌氏
しかしながら、日本国内であれば、今やネット環境は余程辺鄙な所にでも行かない限り保障されている。そして、所持する端末にアプリのダウンロードさえすれば必要とするサービスの提供は一瞬にして可能となる。結果、教育システム、中身や若者の働き方に、革命的な変化をもたらす事は確実と思う。
判り易い喩として「カーナビゲーション」を参照する。嘗ては、目的地へのルート検索をしようとすれば、比較的高価な「カーナビゲーション」端末の購入が必要であった。
「カーナビゲーション」製造の為には、「商品設計」、「部品の仕様決定」、「発注」、「納期管理」、「生産」、「プロモーション」、「商流の確立」が必要であり、このバックヤードとして、「労務管理」、「帳票管理」、「資金管理」等も必要である。早い話、一定規模の製造業でないと取り組めない訳である。
しかしながら、ネットに繋がった「スマホ」にユーザーが必要とする機能(この場合は目的地までのルート探索であるが)を提供するには「アプリ」の開発と提供で充分である。
結果、世の中から「カーナビゲーション」を製造する工場が消失し、工場に寄生する本社機能も同様リストラされる訳である。昨今の家電メーカー、ダウンサイジングの背景は、誤解を恐れず言ってしまえばこんな所ではないのか?
従って、これから必要とされる人間は「アプリ」の開発が出来る人間である。一流中学から一流高校、そして一流大学と言った古い世代が大好きな学歴等、床の間の掛け軸程の値打ちも無くなる。
「アプリ」の開発が可能な若者であれば、中卒での起業、独立も随分とハードルが低くなると思う。経理処理は会計事務所に、法律関連や契約書の管理等は法律事務所や司法書士へのアウトソーシングが今後の主流になると推測する。
出来る若者は中卒で起業、独立し、無能であったり、何をして良いか判らぬぼんやりした若者が大学迄進学する世の中になる様な気がする。そう言う展開となれば、大学は落ちこぼれの吹き溜まりと言う事である。
(出典: agora-web.jp)